信濃くるみ
◆東御市のくるみの歴史
東御市の信濃くるみは、明治中期に軽井沢に来た外国人によって持ち込まれたとされています。欧米の大型種と、日本在来種との交配によってできました。
くるみは雨が少なく、日照時間が長い温暖な気候が必要で、東御市の気象条件はまさに良質なくるみを生産するのに最もふさわしいそうです。
日本には北海道から九州まで、鬼ぐるみや姫ぐるみが自生しており、昔から食用にされていました。
栽培に適した長野県では特に力を入れ、外来2種の交配から、新たに殻の薄く、収穫量の多い「信濃くるみ」という優良品種を作り出し、そのほとんどが東御市で作り出されたものです。
日本には北海道から九州まで、鬼ぐるみや姫ぐるみが自生しており、昔から食用にされていました。
栽培に適した長野県では特に力を入れ、外来2種の交配から、新たに殻の薄く、収穫量の多い「信濃くるみ」という優良品種を作り出し、そのほとんどが東御市で作り出されたものです。
現在、日本国内の栽培のかしぐるみと信濃ぐるみは、長野県内の北信、東信、特に東御市で栽培されたものです。
◆くるみの名前の由来
クルミ科の植物の総称で、黒い実の意味、くるくる転がる実の意味と言われています。
英語では、Walnuts ウォールナッツ といいます。
◆くるみの特徴
北半球温帯地域のやや冷涼な気候を好み(寒気要求度1500時間)、降雨の少ない地方に適しています。耐寒性は強いが、夏の強い日光や高温に弱い。
木の高さは20m以上に達する大木で、葉は葉状複葉で雄雌同株です。初夏、葉の脇から雄花の穂が垂れ、雌花は直立します。果実は4cm前後の球形で、果実の中の堅い殻の種子を食用とします。栗やアーモンドと同じ堅果(ナッツ)の仲間です。
◆くるみの種類
クルミ科の落葉高木。日本原産の鬼ぐるみや、外国から渡来したかしぐるみ、ペルシャグルミを含め、世界には種類だけでも数百種類あるとされています。
◆くるみの用途
洋の東西を問わず昔から利用されており、東御市でも料理や菓子の原料などに使用されています。
種子---------生食・菓子原料・料理など
種子の油-----食用・香料・化粧品・油絵具など
殻-----------民芸品・アクセサリー・郷土玩具
殻-------------工業用研磨剤・自動車のタイヤやブレーキの材料など
実-----------染料(草木染め)など
材木---------建築用材・家具・下駄・工芸品など
樹木---------街路樹・庭園樹など
「信濃くるみについて」雷電くるみの里店長 武田調べ
雷電くるみの里 スタッフが、
くるみの割り方を動画でご紹介します。
①マイナスドライバーで
②くるみ割り器で
③かなづちで
今回は地元で良く使われる割り方を
3つご紹介しています。
どうぞご覧ください♪
信濃くるみの収穫は木をたたいて実を落とし直ぐに実を洗います。直ぐに洗わないと殻が黒くなってしまうためです。
それから1か月ほど天日に干し、等級ごとに選別、お店に並びます。
こちらは、収穫時に木をたたいてくるみを落としているところです。(2015.9.26)